2023年9月23日
秋分の日 一気に秋めいてきました
こんにちは はな菜です。
今日は2023年9月23日 秋分の日。お彼岸の真ん中でもありますね。
「暑さ寒さも彼岸まで」ってよくいいます。
つらいことや苦しいこともいづれ終わりが来るよ、という意味で使われますが
ここでは言葉通りの
お彼岸頃から暑い、寒いなど季節の変化がしっかりと現れることを
調べてみました。
とてもややこしくてむつかしいので 大まかに はな菜が理解できたことを。
地球は23度くらい傾いて 太陽の周りをくるくると回っています。
(理科で習う自転・・昼と夜がある理由)
くるくるしながら365日かけて太陽の周りを1周します。
(公転・・季節がある理由)
で?
地球が傾いたまま 太陽の周りをまわっているので、
陽の当たり方が時期・場所によって変わってきます。
真上からあたることもあるし、下からあたることもある。
そうすると 陽が当たる角度で地球の大気の温まり方が変わってきます。
そして年に2回、太陽が赤道と重なり、日が真東から昇り、真西に沈む日があります。
それが秋分と春分の日。この日は昼と夜がほぼ同じ12時間づつになります。
太陽が赤道から少しずつ傾きにそってずれていくと
陽の当たり具合から 夏の25度を超える日、冬の10度を下回る日が少なくなっていくので
空気や雲が変わり、植物の様子・気温で季節が変わったことを実感します。
(もっと複雑なことがあるようですが、理解が追い付かず・・)
今の季節で花といえばその名も「ヒガンバナ」が思い出されます
何もない地面からにゅぅっと花芽を出し、気が付くと真っ赤な花を咲かせています。
ヒガンバナは自分にとっての適正温度に咲きます。
今年はまだ咲かない、ということがニュースになっていました。
今年の夏は暑かったため、土の中も大気も咲きたい温度の25度を下回る日が
なかなか来なかったのでしょう。
温暖化、とは言いたくないですが、
植物たちみんなで警告している一例のようにも思えます。
多くの植物が四季の変化で適時に咲く日本ですから
植物たちの変化に敏感になり、温暖化や環境を考えていかなくてはいけないと
ニュースを見ながら思った秋分の日です。
※写真は日本博物館協会の「やまびこネット」より転載
https://www.j-muse.or.jp/rika/common/season/earth_sun.html
自然を科学で理解しよう。何となく知っているよりいろんな不思議が見えてくる。
自然科学ラボtanetomi 花やのはな菜 colza@hanana-877.jp